肘の痛みの原因として、よくみられるのが上腕骨外上顆炎です。
手首をつかうひとに起こりやすく、俗にテニス肘と言われています。
手首をそらす筋肉のひとつである短橈側手根伸筋が骨についている場所である肘の外側(手の平を前にして手を下におろしたときの)が痛くなります。
手首を手の甲側にそらしたりすると痛みがはしります。
炎症をあらわす「炎」がついていますが、炎症があるのはごく初期だけと言われています。
治療について
まず最初の治療としては安静にし、専用のバンドをつけたりすることです。
ステロイドの局所注射は、痛みが強く初期の炎症があるときには有効ですが、組織をいためてしまうリスクがあり、少ない回数にとどめるべきとされています。
リハビリテーションでストレッチなどを行うことは効果的で、ガイドラインでも奨められている治療です。当院でも、症状が長引く方にはリハビリテーションをお勧めしています。
また自費診療にはなりますが、当院では体外衝撃波という治療も行っております。お気軽に相談ください。

もりのみや整形外科では、整形外科専門医・脊椎脊髄外科専門医である院長による診療と、理学療法士(PT)によるリハビリテーションを実施しております。
ちょっとした身体の不調でもお気軽にご相談ください。
スタッフ一同、チームで患者様の健康をサポートいたします。