「そくていけんまくえん」と読みます。
かかとが痛い原因として、多い病気です。
足の裏のかかと部分が長時間の立ち仕事や歩行で痛みます。
朝おきて最初の1歩目が痛いことも特徴です。
足底腱膜とは
足の裏には腱が膜のように広がっており、これを足底腱膜といいます。
かかとの骨(踵骨:しょうこつ)には足の裏には足底腱膜、足首の後ろにはアキレス腱がしっかりとついています。
どちらも痛みが出やすい場所です。
足底腱膜がかかとの骨についている所には、引っ張る力や歩く時の着地の衝撃がかかり続けます。
よく運動する方がなりやすいですが、高齢者ではあまり運動しない方でもなるケースが増えてきています。
治療
保存的な治療
治療としては、基本は保存的な治療になります。
一番押さえて痛い部分にブロック注射をすることもあります。
リハビリでアキレス腱や足底腱膜のストレッチをおこなうことで緩和される方は多いです。
インソールを作ることも非常に有効です。
当院ではインソールの専門業者と提携していますので気軽にご相談ください。
体外衝撃波
また体外衝撃波という新しい治療法もあります。
収束型というタイプの装置では難治性の足底腱膜炎は保険適応がありますが、当院で導入しているのは拡散型というタイプの装置で自費診療になりますのでご注意ください。
もりのみや整形外科では、整形外科専門医・脊椎脊髄外科専門医である院長による診療と、理学療法士(PT)によるリハビリテーションを実施しております。
ちょっとした身体の不調でもお気軽にご相談ください。
スタッフ一同、チームで患者様の健康をサポートいたします。