骨粗しょう症とは
骨粗しょう症は、骨の量(密度)が減ることで骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
加齢や生活習慣が原因となりますが、特に閉経後のホルモンバランス変化がかかわるため、高齢の女性に多い病気です。
脊椎圧迫骨折
「いつのまにか骨折」って聞いたことがあるでしょうか?
どすんとイスに腰をかける程度のことで背骨が骨折してしまうことがあります。
脊椎圧迫骨折といいます。
胸の背骨から腰の背骨に切り替わる部分での骨折が多いですが、どの背骨でも起こる可能性があります。
起き上がったり立ち上がったりがとても痛く、すごく時間がかかりますが、立ってしまえばあんがい歩けたりするのが特徴です。
手術が必要となる場合もありますが、多くは手術をせずともコルセットの治療などで折れた背骨がその形で固まってくれて、治ることは治ります。
骨折がクセにならないよう予防をしましょう
問題は、一度背骨が骨折すると次の骨折をおこしやすくなることです。
予防がとっても大事です。
骨粗鬆症は、いま薬の進歩がすごいです。
飲み薬はもちろん、1カ月に1回の皮下注射や、半年に1回の皮下注射などさまざまな薬があります。
どんな薬をどう使うかが専門家の腕の見せ所になります。
もりのみや整形外科では、整形外科専門医・脊椎脊髄外科専門医である院長による診療と、理学療法士(PT)によるリハビリテーションを実施しております。
ちょっとした身体の不調でもお気軽にご相談ください。
スタッフ一同、チームで患者様の健康をサポートいたします。